小山の大太鼓 屋台小屋
カテゴリ: 新築
浜松市 / 木造平屋建て / 2022年竣工
雄踏町の若宮三柱八幡宮の隣に息神社祭典で使われる大太鼓を保管する倉庫(左側)を作らせていただきました。隣の倉庫には舘車が格納されています。
息神社祭典は歴史が古く、本祭では、各町の舘車と直径2メートルを超える大太鼓を打ちならしながら、町なかを練り歩きます。小山の舘車は、「日本の曳山祭」によると、舘車二層唐破風屋台と呼ばれる型で、明治22年ごろに現浜松市天王町の大工により制作され、彫刻も浜松の宮大工によるという歴史があります。今年は世情もあり開催を見送られた舘車と大太鼓の曳きまわし。ふたたび息神社に各町それぞれの立派な太鼓が一同に会する日をスタッフ一同、心まちにしています。