気密測定
2019.08.22 カテゴリ: 現場だより
先日、弊社完了検査前検査時に、気密測定を行いました。
天気は晴れ、気温は23.3℃で過ごしやすい天候でした。
気密測定とは建物の隙間の総量を計測する試験のことです。
この気密測定により、建物の相当隙間面積がわかります。
方法は、まず、空気が入りやすい場所をふさぎます。
キッチンのフードやトイレの換気扇、24時間換気のための給気口などがこれにあたります。
それから、強力な送風機を使って建物内の空気を強制的に外に押し出して行います。
隙間の大きい建物では、外部から建物内に流入してくる空気が多いため、屋内と屋外の気圧の差が、あまり生じません。
しかし、隙間が小さい建物では、入ってくる外気量が少ないので、内外の気圧差が大きくなります。
今回の測定では、平成11年省エネルギー基準まで性能規定として基準値を定められていたC値はクリアーしておりました。
気密性は、断熱材の施工方法や、窓を樹脂サッシやアルミ-樹脂複合サッシ、木製サッシなどの中からどれにするかや、
窓の大きさや取り付け方法などにより大きく変動します。
このようなことにも配慮しながらしっかりと施工を行っていきたいと考えています。